日時:2010 年 3 月 27 日(土)10:00~17:00
場所:相模女子大学 7号館711教室

大会プログラム

1) ワークショップ 10:00~11:30

『大学における「環境心理学」教育の現状と展望』

企 画 者        日本環境心理学会
司 会 者    関西国際大学 太田 裕彦
話題提供者    日本大学   羽生 和紀
話題提供者    相模女子大学 芝田 征司
話題提供者    関西国際大学 太田 裕彦
指定討論者 鹿児島女子短期大学 園田 美保
指定討論者      日本大学 畑  倫子

発足間もない環境心理学会が日本における今後の環境心理学の充実・ 発展をめざす上で,研究遂行の中心母体である大学においてそもそも 環境心理学に関する教育がどのようになされているかを知ることは, 学生を環境心理学にいざなうことで将来の環境心理学研究者を育むと いう学的意義のみならず,環境への豊かなまなざしを有する社会人の 育成という社会的意義からも重要な問題である。

今回のワークショップでは,現在大学において科目「環境心理学」を 担当している人間から環境心理学教育の具体的内容を中心に話題提供 を受け,現状における特徴や問題さらには今後の環境心理学教育のあ るべき姿や展開可能性等について,指定討論者も交えつつ,教員およ び研究者の両視点から考えることとしたい。

2) 運営委員会 11:30~12:30

3) 総会 12:30~13:15

4) 口頭発表 13:30~

  1. 屋内における光の分布が空間の評価に与える影響 ―他者と自身の位置の明るさの関係―(荊澤和月)
  2. 歩行環境の認知と交通信号横断時に関わる歩行者の心理的負担 (森 裕樹・太田裕彦・板山 昂・松田睦代)
  3. 特別支援学校の教師が WEB 教科書に対して抱くイメージ (平野恵子・高橋信行・苅田知則)
  4. 環境配慮行動を題材として外的な経済的コストの働きかけが 動機づけの内在化に与える影響について(森 康浩)
  5. 人と場所との心理的結び付きが歴史的建築物の保全行動に与える 影響に関する研究~Sense of Place の政策的応用を視野に~ (城月雅大・園田美保・大槻知史)
  6. 農村地域居住者が地域アイデンティティとして認識する景観に 関する語りの特性(渡部陽介) 
  7. 防犯性を中心にした住環境評価の標準化の試み (羽生和紀・荊澤和月・陶 真裕)
  8. 外出に対する保護者の規制が小学校児童の遊び経験に与える影響 (畑 倫子・雨宮 護・森岡育代・島田貴仁・菊池城治・齊藤知範)
  9. 社会経済データを利用した犯罪発生のマクロ分析(岩倉 希)